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災害時の救護について

Posted by familysdream on   0  0

先日、文京区で行われた東京助産師会主催の災害時等妊産婦等救急医療基礎研修に参加しました。



今までの大きな災害時に、妊産婦の受けた被害は、健康な成人より大きかったことや、妊産婦に対する特別な援助システムが世界でもまだ確立されていないことから、妊産婦に対する援助システムを、文京区はつくっているところで、その統一した認識をもつための研修でした。



今までの調査によると、妊産婦被災者の産後うつ病の発症率は5~7%高く、流早産率も増加するようです。また、避難所には妊婦や新生児はいずらく、車や自宅で過ごすことが多かった状況があったそうです。



そこで、文京区は、妊産婦を1つの避難所に集める計画をしています。

そして、そこに地域の助産師や医師が関わり、緊急事態時に連携する病院へ搬送するという計画です。



しかし、搬送といっても、道路は放置された車や地盤沈下などで動けない可能性が高いです。

そのような状況時にも実現可能なシステムをつくり、実際に動くようにしていくかが今後の課題のようです。



この研修を受けて思ったことは、いつ地震が起こるかわからないので、妊婦さんやお子さんのいる方は、でかける時にはその地域で自家発電のある産科のある病院はどこかや、地域の避難所はどこかを知っておいた方が良いということです。お腹が痛い・出血があるなどの症状がある場合は、近い病院へ向かった方が良いかもしれません。病院も混乱していることが予測されますが・・・。



出かけていて被災した場合は、その地域の住民でなくても受け入れてもらえるそうです。文京区で被災した場合には、このシステムで救護してもらえます。



もちろん、母子健康手帳は、カルテのない状況でも妊婦さんの状態を知るデータになるので、検査データも書き込んで常に携帯することをおすすめします。







今回の研修では、静岡県の職員の方が開発したという避難所運営ゲーム<HUG(ハグ)>を教えてもらいました。



学校の限られたスペースを、避難してきた住民にどのように提供していくか、ということを訓練するゲームです。



「大規模地震が発生すると、学校など避難所に指定されている施設には、年齢、性別、人種を問わず様々な人が避難してくることが想定されます。このため避難所運営担当者には、災害時要援護者への配慮や物資の配給方法など、様々な出来事に対して短時間で方針決定する能力が求められます。難しい避難所運営を机上で模擬体験できるゲームです。」





例えば、まず始めに、避難してきた方を受付し、名簿を作成する場所を決めます。



それから、1.5×2mmが大人1人に与えられるスペースですが、そこにそれぞれの人の事情に配慮しながら体育館と教室のスペースに配置していきます。



それぞれの事情には、ご高齢の方や寝たきりの方、親とはぐれた子どもや心身に障害をもった方や慢性的な病気のある方、妊婦さんの家族や外国人の方、かぜやインフルエンザや感染性胃腸炎などに感染している方、痴呆のある方、飼っている動物を連れてきた方、盲導犬とともに生活している方など、があります。



感染性のある病気の場合は、教室に隔離しないと、病気が蔓延し、弱者の生命を脅かします。

陣痛がきた妊婦さんをどのスペースで保護していくか。怪我している方をどうするか。

動物をどうするか。トイレの問題はどうするのか。難題が次々に出てきます。



実際にやってみると、次々と来る避難者に素早く対応することがとても大変なことがよくわかります。



このゲームは、避難所の運営をスムーズに行うためのもので、避難所を実際に運営していく地方自治体や町内会やPTAなどの訓練のために開発されたものです。





いざという時には、避難所に速く駆けつけた方々の中で健康な方が指揮をとる必要があると思いますが、このような訓練をしておくと、統一した考えのもとに、トラブルが少なく、避難者を誘導することができるのではないかと思います。



このHUG(ハグ)のゲームについては、静岡県地震防災センターのHPをご覧ください。

購入先もわかりますし、センターでは貸出もするそうです。

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