いっしょに子育て しましょう♪

お手伝い(*・ ・*)

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2010年5月15日追記 ★--おてつだい



お手伝いと言えば、リンクさせて頂いているカウンセラーの米倉氏のブログに「しなくていいという優しく見える虐待」という記事があります。



あなたがこどもの頃、



お母さんの手伝いをしようとした時に



「しなくていい」

と、



言われたことはありませんか?



九州の方言で言うと



「せんでいい」



「よか、よか、せんで」



私も母親の立場では、



急いでいる時などは



つい、言ってしまう言葉。



また、母親が強くないといけないと思っていると、

自分で何とか出来ると、

強がってしまい、

こどもの手伝いを断る事も多いようです。



出来るようになりたいと、

色んな事にチャレンジするこども時代に



「しなくていい」と言われて育つと



しないこどもになってしまいます。



そのこどもは、

無意識に「何もしない」



ことを決めて



それを続けて大人になります。



何もしない大人になってしまうのです。



こどもっぽいこの大人は、本当は心の奥に、

「自分は出来ない」という自信のなさと

漠然とした将来への不安を

抱えて生きて行く事になります。



「しなくていい」



何気ない言葉も



こどもの能力を

値引きしているのです。



「しなくていい」という言葉は、

こどもが自立出来ないようにしてしまう

魔の言葉、まるで呪文のようなものです。



繰り返し「しなくていい」と言うことは、

真綿で首を絞める虐待みたい。



結果、自立出来なくなるか、

経済的に自立したとしても、

精神的には、成長しないまま、

自己愛的になってしまうでしょう。



何でもしてあげることは

真の愛情ではありません。



何かと、させてあげることこそが、愛情。



たとえ、失敗しても、

こどもが出来るようになる事を信じて

その過程を温かく見守ることが大切です。





普段のなにげない言葉でも子どもに大きな影響を与えてしまう。しかも、お手伝いをして欲しいと思った時には、もう子どものやる気を奪ってしまっていて、お手伝いしない子になってしまうかもしれないという事ですね。また、お手伝いだけでなく「労働」全般に関わってくるようですね。子どもが将来ちゃんと社会に出て行けるかどうかに、このような場面での親の態度が知らず知らずのうちに影響しているかもしれないというのは驚きですね。



一時の効率よりも子どものやる気を大切にしていけたらいいですね。



★--「つ」のつく教育

リンクさせて頂いている『登校の子どもとの朝のひととき』さんの所に、「つ」のつく教育という記事が載っていました。



ひとつ、ふたつ、みっつと数えていくと、9までは「つ」がつきますが、10は「とお」となり、それから後は「つ」がつきません。この「つ」がつく間、すなわち1~9歳の間に適した“「つ」のつく教育”という教育法があります。

 これは、適切な言葉掛けによって本人をその気にさせ、できるように導く指導法。9歳くらいまでは信頼している大人の言葉を素直に聞き入れますから、たとえできていなくても、「あら、できるじゃない」「前よりずっとできるようになったじゃない」と声を掛けることで、本人をその気にさせることができます。すると、そうした気持ちがやる気を起こさせ、本当にできるようになっていくのです。

 ところが10歳を過ぎるころになると、自分ができているかいないかを客観的に判断できるようになってしまいます。こうなると、褒めてその気にさせようと思ってもなかなかうまくいきません。親や教師の言葉に反抗的な気持ちを抱いたり、「おだててもっとやらせようとしているんだ」と言葉の裏に隠された意図までも読み取ったりします。もうごまかしは利きません。現実を突き付けて、厳しい言葉で叱咤(しった)激励するしかないのです。

 良い言葉を掛けられてその気になり、「自分はできるんだ!」というプラスの気持ちで努力を楽しみ、やがて本当にできるようになっていく。「つ」の教育は親にも子にもとても幸せな教育法ですが、通じるのは小学校低学年まで。できる期間は短いのです。せっかくそれができる年ごろの子供を育てているのだから、ぜひ実践してほしい。今しかないのだから。(ジャック幼児教育研究所理事 大岡史直)



なるほどね、と思いました。ほめて子どもをのばすとはよく聞きますが、10歳を過ぎたら内容をきちんと見極めてほめる必要があるという事ですね。



お手伝いや習い事や勉強など、子どもにやる気を持たせたりやる気を持続させたりすることが難しいことがありますが、こういうことも知っていると役に立つかもしれません。





2008年3月12日追記



できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法』松永暢史氏著 扶桑社2007年1月発行には、



子どもの芸術系やスポーツ系の習い事や家の手伝いは、受験勉強を理由にやめさせてはいけない。上手に息抜きをすることができるし、将来の趣味につながるものを断ち切ってはいけない。身の回りのことができる子どもの方が勉強ができる。整理整頓が苦手で、身の回りのことができない子どもは、暗記が苦手である。



ということが書いてあります。受験だからといって、受験一筋にしない方が子どもにとっては良いようです。



2008年2月27日追記

 今日テレビを見ていたらグッチ雄三さんが、「忙しいお母さんは一生忙しいでしょ。だから、子どもが楽しんでキッチンへ入れるようにかわいいグッツをキッチンに置くんです。子どもは、自分の体を自分で守れるように、お料理できる子どもに育たなければいけないんです。」とおっしゃっておりました。

 

 ‘忙しいお母さんは一生忙しい’にはをふき出しそうになりましたが、‘子どもは、自分の体を自分で守れるように、お料理できる子どもに育たなければいけない’には『なるほど』と思いましたね。へらへらわに・フライパンダ・計量カッパなどかわいいグッチグッツがあるのですね。

 かわいいグッツが、お手伝いのきっかけになったり、楽しく続けられる原動力になるかも知れません。

ドンキホーテでも販売していました。p(^^)q



2010年5月20日追記  ★--母の日



今年の母の日も、心温まる出来事がありましたか?



我が家では、前日に赤い包装のチョコをもらったのですが、ささいなことに対する口の悪さと反抗的な態度に私がキレて、「私は母の日に物が欲しいとは思っていない!物をあげる事で感謝を済ませたと思うな!」と怒ったので、



翌日、仕事から帰ったら、キッチン周りとリビングの掃除と片付けが、私がやるよりも綺麗にしてありました。

4人で口げんかしながらもやってくれたようです。



手紙ももらいました。

「いつも家族のために働いてくれてありがとう。

いつも家族のために家事をしてくれてありがとう。

そんないつも精一杯頑張っている母になかなかありがとうを言えなくて、ちょっとしたことで勝手に怒ったりわめいたりしちゃうけど、心の中では反省してるし、申し訳ない気持ちでいっぱいなのでかんべんしてやってください。そんな時は手伝いを頼むと断れませんから手伝わせてやってください」



感動して涙が出ちゃいました。(笑)



子育ては大変な事が多いですが、時にこうした感動を味わえるので、幸せな気持ちにさせてもらえますね。

o(^-^)o



2006年05月14日(日) 04:59

    おととい息子が保育園で先生と

   一緒に作ってきた。

    家に帰るとすぐカバンから出して

   「ママありがとう」と、くれた。

    

    「ママは本物のカーネーションは

   いらないんだよね。

   お手伝いしてもらえるのが

   一番嬉しいんだよね 。」と、娘。

   「そうそう。その日だけじゃなくて、

   普段から毎日ね。」と、私。

    

     

     

     そしたら主人が「おれもプレゼントはいらないぞ。

    静かに寝かせてくれればそれだけで良い。」と、言っていました。

     

     今日は朝食は次女 、昼食は長女、夕食は主人が

    つくってくれるそうです。 



     お手伝い  

 

 そもそも私はめんどくさがり屋である。常に短距離で合理的に雑用が片付くように考える。それでも子どもがひとり増える度に朝起きる時間は早くなり、今は平均5時半である。今の季節は気持ちよく目が覚めるが、冬はつらい。自分にムチ打って起きる。 

 

 そんな私だから、子どもはお手伝いが出来るように育ててきた。家族なんだからお互いできることをやって当たり前なのだと言う精神を植えつけた。働かざる者食うべからず。人間は働くために生まれてくる。働く事を苦とせず、人のために快く動ける人になることが理想だ。 

 

 今は、次女三女が洗濯物の片付け、長女が茶碗洗い片付け・入浴時の風呂の準備・洗濯物の取り込みを毎日してくれている。このブログをセッティングしてくれたのも長女だ。その他に次女が弟をお風呂にいれてくれたり、気が向いた人が食材を切ってくれたりなど細かい所はある。息子もえびのからむきや背ワタとり・いんげんやきゅうりを切る事ぐらいは喜んでやってくれる。 

 主人は家にいる時はいつも、ご飯を作ってくれる。だから息子は「ぼく大きくなったらママにご飯つくってあげるからね。」と、言う。長女が3歳くらいの時は「パパはご飯作る人。ママはお掃除と洗濯をする人。」と、言っていた。我が家は男でもご飯を作れて当たり前なのだ。 

 

 今は本当に楽ができるようになった。こうして考える気力も時間もできた。ありがたい毎日である。   



 支えてくれた祖父母・職場の皆さん・保育園の多くの保育士さん・学童の先生方・お友達のご家族の皆さん・ご近所の方々・親戚・その他多くの方々に感謝します。 

 

 青少年教育活動研究会の調査では、お手伝いをする子どもほど道徳観・正義感が身についている傾向があるという結果が出ているようです。皆さんも上手にお手伝いの習慣づけをして下さいね。



 

追記

 H19年4月、もうすぐ次女の誕生日。

 今年は「wiiが欲しい」というのが、次女と長女の思いのようだ。



 しかし、wiiは高い。しかもゲーム。そう簡単には買う気になれないのが正直なところ。

 そこで交渉。

 今年の誕生日に買ってあげるが、1年間洗濯干しをやってもらうことが条件だ。



 今まで、我が家のお手伝いは、長女が洗濯取り込み・片付け・私が不在時の保育園への送り・必要時朝食お弁当づくり・その他。

 次女は洗濯たたみ・頼まれた時のご飯炊き・弟をお風呂に入れるなど。

 三女は、おふろの湯船洗いとお湯ためや配膳。

 4番目の息子は、配膳と自分が食べた食器は流しに運ぶ、時に自分の洗濯後の服を片付けるなどである。

 これに、洗濯干しが加わることにより、次女の洗濯たたみは長女の仕事となり、ご飯炊きは三女に移項した。



 『家族は、自分のできる事を協力して当たり前』

 この考えが家族共通の意識になったと同時に、子どもも成長して各々出来る事項が増えた。

 ありがたいことである。



 年度はじめには、毎年健康診断のために、学校から尿検査やギョウチュウ検査の容器が来るが、今年は私が関与しなくとも、上3人はちゃんと自分で採取して提出していた。4歳の息子も朝起きると「ママ、おしりぺったんの検査して」と2日とも声をかけてくれたので、忘れることなくスムーズに行えた。

 

 『育児も家事も楽になったな~』思う、今日この頃である。o(^-^o)





2007.11.13 08:11お手伝いで親子交流 「ママにほめられた」 役に立つ喜び学ぶ(産経ニュース)より



・・・・一方、「うちの子どもはお手伝いができなくて…」という親は少なくない。ベネッセ教育情報サイトが、昨年4月に行った生活習慣に関するウェブアンケート(回答者687人)では、家庭で最もできていない項目が「子どもが手伝う家事を決めている」(27・5%)だった。

 できない理由は、「自分が忙しくて、子どもにお手伝いをしてほしい、といえる余裕がない」(小2保護者)、「頼みたいのはやまやまだが、自分がやるほうが早いので、つい自分でやってしまう」(小6保護者)など。忙しいからこそ、お手伝いをさせたいのに、させられないという皮肉な現象が起きている。



 真木子さんも「(お手伝いは)余裕があるときでないとさせられないのは確か。でも、私も小さいころから母にいろいろ教わったので、あえてやらせています」と話す。



 ≪一緒に楽しむ≫



 それでは、小さいうちから手伝いの習慣を無理なくつけさせるにはどうすればいいのか。



 「家事を通じた親子コミュニケーション」を3年前から提唱している家事代行サービス「ベアーズ」(東京都中央区)の共同創業者で専務取締役、高橋ゆきさん(38)は「遊びの要素を取り入れ、親も一緒に楽しむこと」をあげる。



 たとえば、浴室の掃除の際には、「さぁ、ママと競争だよ!」と声をかけて、シャンプーや洗面器などを浴室の外に出し、お風呂をピカピカにする▽洗濯物をたたむときは、「手できれいにアイロンをかけようね」と洗濯物を広げてしわをのばし、角をきちんと合わせてたたむ楽しさを伝える▽洋服の収納は、「同じ仲間(TシャツはTシャツ、靴下は靴下など)同士は仲良しだよ」などと声をかける-。



 高橋さん自身も8歳と11歳の2児の母。「ぞうきんの絞り方や、床のふき方など、私流の掃除の仕方を子どもに教えるのはとても楽しい。親には一緒に家事をする楽しさ、子どもには『ありがとう』といわれる喜びを知ってほしい」と話す。



 

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読書へのアニマシオン

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 最近、教育者の間では、「読書へのアニマシオン」というのがブームだそうです。娘の通う小学校でも、試み始めているのだそうです。

 

 私は、アニマシオンという言葉を先日初めて知りました。小学校で図書整理と読み聞かせのボランティアを募集していたので、図書整理係ならやれると校長先生にお会いした時に、校長先生から図書室や図書の利用のすすめの構想についてお聞きし、読書へのアニマシオンに今追い風が吹いているとお聞きしました。

 

 校長先生はアニマシオンについて、「書いてある文章を正確に読み取る力をつけるために行う読書の方法である。モンセラ・サルト氏は75の方法を提唱しているが、他にも100幾つを提唱している所もある。日本人は、本や物語を感情的・中心に読む傾向がある。それが日本人の良い所とも言えるのかもしれないが・・。しかし国際社会での討論においては、文章の趣旨を書いてある通りに正確に読み取る力が問われ、また、自分が主張するテーマの根拠もその文章の中から説明できる能力を養う必要がある。自分の経験からというのは、そういう場では証明の根拠にはならないのである。読書のすすめももちろんあるが、子どもの読む力を引き出す方法である。どちらかというと、ほのぼのとした感情移入の読書ではなく、冷静な読書のすすめである。」と、おっしゃっておりました。



同じ小学校の保護者の皆様、平日時間に余裕のある方、1週~2週に1度程度、是非いっしょにボランティアいたしましょう。校長先生の構想には、20名の保護者が必要なそうです。まだ数人のようです。可能な方は、副校長先生にご連絡なさってくださいね。

何冊かの教育の本や教育に携る方のHPなどからも、授業に集中できずに騒いでしまう子どもやクラスを静かにさせる方法は、授業に参加する先生を増やし目を行き届かせるか、時間のある保護者が授業に参加して目を行き届かせ、怒らずに、子ども一人一人の良い部分を日々褒めて、一人一人に自身をつけさせる事のように私も思います。自身をつけることによって、誰かと一緒で無くても行動でき、自分の意見も堂々と言えるのであれば、影でこそこそ悪事を行うことも無いように思うのです。先生方で人手が足りないのであれば、時間のある保護者が交代で時々でも参加する方法だって探れるのではないでしょうか。授業に入る入らないは、各先生のお考えもあるでしょうから、保護者としては、学校側が必要としているボランティアなどに参加して、出来るだけ学校に行く機会を増やしていくことも大切なのではないかと思います。



以下は、ネット上で見つけたものです。

 

「読書へのアニマシオン」とは何かというと、



 「アニマシオンとは、魂を活性化し元気にするという意味があります。

 読書へのアニマシオンは、読書が好きになるよう導くために元気づけるということです。

 

 読書へのアニマシオンはスペインのモンセラ・サルトさんが、子どもたちに読書の楽しさを伝え、子どもが生まれながらに持っている読む力を引き出そうと開発・体系化した読書指導メソッドで、75の方法があります。

 それらの方法を使い、読書をゲームとして楽しみながら読解力・表現力・コミュニケーション力を育てます。

 

例えば次のようなアニマシオンがあります。



 ①「間違い探し」

   わざと間違えて読み、間違いを発見させるゲーム。

   集中して聞き、批判的に読む力の芽を育てます。

 ②「これ、だれのもの?」

   登場人物の持ち物や服を当てるゲーム。

   集中して本を読み、話し合って問題解決する力を育てます。

 ③「前かな?後ろかな?」

   予め分割した文章から、元の物語を組み立てさせるゲーム。

   物語の構成を論理的に把握し、話し合って課題解決する力を育てます。



(参考資料「子どもが必ず本好きになる16の方法・実践アニマシオン」)」



 以上、まごころ保育園HP『子育て辞典』より



もう少しお知りになりたい方は、以下のサイトもご覧下さい。



「読書へのアニマシオンの可能性」



日本アニマシオン協会



私の読書教育―「読書へのアニマシオン」の実践― 倉光信一郎 氏



「読書へのアニマシオン」とはなにか 慶応義塾普通部 鈴木淑博 教諭





参考図書として・・



  「ゆとり・楽しみ・アニマシオン」   増山 均著   労働旬報社(1994)

  「読書で遊ぼうアニマシオン  本が好きになる25のゲーム」

          M.M.サルト著 佐藤美智代・青柳恵子訳 柏書房(1997)

  「ぼくらは物語探偵団  まなび・わくわく・アニマシオン」   

                         岩辺泰吏著 柏書房(1999)

  「やってみよう 読書のアニマシオン」 

                渡部康夫著   全国学校図書館協議会(2000)

  「読書へのアニマシオン 75の作戦」 

                M.M.サルト著 宇野和美訳 柏書房(2001)





めざせ「こんぺいとう」―― 一人一人を大切にする教育をめざして ――

鳥取県米子市立箕蚊屋小学校 倉光信一郎 氏
こちらのサイトも興味深いです。



2008年2月18日追記

 『たのしい幼稚園3月号付録(平成20年3月号)』息子がスーパーで昨日祖母に雑誌を買ってもらったようで、お弁当のおいしそうな表紙に誘われて読んでみました。



 そこには、「フィンランドに学ぶ!10歳までに親がすべき5つのこと有元秀文氏(国立教育政策研究所)」というのがありました。フィンランドの子どもの学力は今世界上位で、その育児教育の仕方が注目されているようです。



とにかく本の読み聞かせをたくさんする

 読書はすべての学力の基礎であり、本を読むことは頭脳のあらゆる機能を活性化します。数理的・論理的な力も読書によって育つので、算数や理科の力も結果的に伸びていきますし、自分の意見をしっかり言える子どもに育ちます。つまり、本好きの子どもに育てることができるかどうかがとても大事なのです。そのためには、字が読めない幼いうちから、親が本の読み聞かせをたくさんしてあげることです。読み聞かせは小学3年生、10歳ころまで続けましょう。(他の本には、中3の受験前まで読み聞かせたという教育の専門家の体験談が載っていましたので、高学年でも興味が持てる本なら呼んであげても良いと思われます。)

 幼稚園児には絵本を読み聞かせますが、肝心なのは量です。1年に100冊以上を読み聞かせるのが理想。図書館や地域の読み聞かせサークルなども利用しましょう。



親自身も本をよく読むことで感性や知識を豊かにする

 「読み聞かせをしているのに子どもが本にちっとも興味を示さない」とこぼすお母さんの話を聞くと、どうも読み聞かせの回数が少なかったり、子どもが面白いと思うような本を選んでいなかったりしているようです。子どもを本好きにするには、まず親が本好きになることです。すると、子どもにとって良い本、悪い本がわかる‘選書眼’を身につけることができます。また、本を読んでいる親の姿を見ることで子どもはいっそう本に親しみを抱くようになりますし、なによりも読書をすることで親自身の感性や知性がさらに磨かれ、子どもとのコミュニケーションも豊かになるのです。このことはお父さんも同様です。昨今は本棚すらない家庭もふえているとのこと。買い物のついでに本屋さんや図書館によって見る習慣をつけましょう。



子どもが本を好きになる読み聞かせ術

@読んだ後には必ず質問しよう

 どの登場人物が好きか、どこが面白かったか、だれがどこで何をいつどんなふうにといった5w1Hを聞いたりします。この過程で、子どもたちは知らず知らず自分の考えを述べることの訓練をすることになります。

 質問の内容は、子どもが想像や憶測で答えるものではなく、答えは必ず絵本の中に書かれていなければなりません。また、子どもが答えられなくても無理強いはしないこと。親がかわりに答えを言ってもいけない。次の機会に答えられればよい。目的は楽しみながらの読解力の訓練であり、答えを知ることではないのですから。



@ゲーム感覚で楽しみながら

 子どもに本好きになってもらうには、子どものやる気(モチベーション)が大切。

 例えば、1回読み聞かせた後に、「もう1回読むから、間違えていたら教えてね」とわざと間違えて読む。すると子どもは面白がって答えてくれます。『子どもが必ず本好きになる16の方法/実践アニマシオン』参考。

こうすることで、集中して読み聞かせを聴くことを覚え、同時に批判的に読む力の芽も育っていくのです。

 また、子どもの答えがおかしなものでも決してそれを否定したり批判しないことです。親が笑顔で[いいね」「すごいね」とほめてあげることで、子どもは親から認められているのだと感じ、自分自身に自身をもてるようになります。



インターネットやテレビの正しい使い方を子どもに身につけさせる

 ユニセフのHPやNHKのデジタル教材など、親子で子ども向けの質の良いサイトにアクセスし、正しい使い方を教える。テレビを見るときは、親子で語り合いながら見る。子どもが自分の力で複数の視点から物事を考える‘クリティカルシンキング’を身につける一歩にもなります。



心にゆとりのある親子のコミュニケーションをする

 本の読み聞かせ自体、親子間のコミュニケーションを豊かにしてくれるのですが、家庭でのこの親子関係のあり方が、将来学校での子どもたちの学力に大きな影響を与えることになります。家庭での会話が少ないと、学校の授業で自分の意見や感想を発表できない子どもになる可能性があるそうです。

 また、お母さんに心のゆとりがないと、お母さんが一方的に話してばかり、命令してばかりというように子どもの気持ちを無視している場合もあるようです。

 子どもと一緒にお料理をしたり、お父さんの趣味に子どもも加わったり、自然で楽しい会話を増やしていきましょう。



子どもが話しているときは一生懸命聞いてあげる

 子どもが「カブトムシを見たよ」と言ったら、「カブトムシを見たのね」とオオム返しをしながら聞いてあげ、子どもが話し終えたら、今度は親がその話の内容をまとめて「こうだったのね」と話してあげるという会話の仕方をする。子どもは生き生きと話をするようになるはずです。



 12/4にOECDによる国際的な学力調査であるPISA(Programme for International Student Assessment)の2006年の結果が公表されました。そこでフィンランドは参加国中、科学的リテラシーにおいて1位、また数学的リテラシーと読解力でも2位という好成績をおさめました。

 日本は数学的リテラシーにおいて10位、読解力においても15位とさらに順位を落とし、また科学的リテラシーは好成績にもかかわらず、科学的能力に対する自信はOECD加盟国中最低という結果が示されました。アンヘル・グリアOECD事務局長はそれを重要な点であると指摘し、その解決にはフィンランドなど成功している諸国の例を参考にすることが有益である、と述べています。
上記最終更新日:2007年12月19日「教育力世界一」いま、フィンランドに学ぶとき より



『たのしい幼稚園の付録にもこんな最新情報がのっているのだな』と感心しました。

このような読み聞かせの方法で、家庭でも気軽に読書へのアニマシオンが実行できそうですね。

‘しつけ・励まし’の仕方・心の豊かさ NO1「どもり(吃音きつおん)・チック・トゥレット症候群」

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2007年09月11日追記

「欠点を指摘しない」

 米倉けいこ氏(敬愛ビジネス学院・心理カウンセラー)コラム・子育てを楽にする方法より



 カウンセリングには、自分の欠点で悩んで落ち込んでいる方が多く訪れるそうです。

 落ち込む癖というのは、子供の頃につくられてしまうことが多いようです。



 子供を落ち込ませないようにするためには、子供の欠点を指摘しない事が大切との事です。



 落ち込みやすい人の原因を探っていくと、次のように親から自分の欠点を指摘されて育ってきた人が多いそうです。次のような言葉掛けはしない方が良いようです。



「あんたって、グズ!」「ほんと! あわてんぼうねえ。」「忘れんぼうなんだから。」「だらしないわね。」「なんで出来ないの?」「やっぱりダメね!」



「確かに、子どもによってその子のペースがあります。ゆっくりしている子ども。急かされて、慌てて行動する子。子どもによって、さまざまな個性があります。忘れ物の多い子。のんびりした子。失敗の多い子。不器用で、出来るようになるのに時間がかかる子。



 しかし、親の願いとは反対に欠点を指摘すると、その欠点はひどくなることが多いようです。繰り返し指摘するたびに「お前はこういう人間だ」と定義付けしている事になってしまうようです。



もし子どもに幸せになって欲しいなら‘あなたは、のんびりして、将来きっと大物になるわよ’くらい言ってあげる余裕があるといいですね。」



2007年09月10日追記 「失敗して落ち込んだ子供の励まし方」

   三森ゆりか氏(つくば言語技術教育研究所所長)別冊PHP8月号より

 

 子供は失敗を通して成長する

  子供の生活に失敗はつきものです。やりたいことが思い通りできなかったり、仲良くしたいと思っている友達との関係がぎくしゃくしてしまったり、頼まれたことを忘れてしまったり・・。

 子供にとって、毎日の生活を失敗なしに過ごせる方がむしろ珍しいかもしれません。・・・子供にとって毎日出会う事柄は新しいことだらけ。ですからそれらに対する対応を誤るのはむしろ当然のことです。



 親として大切なのは、‘失敗は悪いこと’という考えをあらため、失敗を通して成長するのが子供だと理解することです。・・・



 「平気よ」「気にしないで」で終わりにしない

 子供が失敗して落ち込んでいる姿を見ると、親としてはついなんとか立ち直らせたい、励ましたい、と気負ってしまうものです。その結果、「たいしたことないから平気よ」「この次はできるから大丈夫」「気にすることないわよ」などの言葉で、子供の気持ちを引き立てようとしていませんか。

 このような言葉かけを繰り返すだけでは、子供は失敗の原因をつかみ、次にいかすことができないものです。・・・



失敗した理由を一緒に考えましょう

・・・なぜ失敗したのか、失敗をいかすためにはどうすれば良いかについて話し合います。

 子供は3歳くらいになると理由を考えられるようになるものですし、むしろ幼児期の子供は理由を考えるのが好きなものです。・・子供の年齢にあわせた会話の仕方で、失敗の原因を議論しましょう。・・・そうすることにより、子供は同じ失敗を繰り返さない方法を知るようになり、そうした繰り返しが子供に自信をもたらすでしょう。・・・



2006年05月06日(土) 15:32   子供のしつけの仕方  

 『子どもが育つ魔法の言葉』の本に、「子どもはいつも親の姿を見ています。・・しつけの言葉よりも、親のありのままの姿のほうを、子どもはよく覚えています。親は、子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある『手本』なのです。・・」とあります。        

 

 子どものしつけの仕方は、「親自身が子どもにしてほしいと思う基本的なことを、普段から子どもの前でしていく事」です。・・・ 『子育てハッピーアドバイス』の本より

 

  例えば・・挨拶が出来る人になってほしいなら、近所の人・同じマンションの人などにも親が挨拶をする姿を見せる事。勉強してほしいなら、親も何かを勉強する・子供といっしょに勉強する・本を読むなどの姿を見せる事。正直な人になってほしかったら、親もうそをつかない・約束を守る・ごまかしをしない事。子供が事故にあわないようにするためには、親も交通ルールを守るなどです。 

 

それから、子供を励ます時は、「‘がんばれ’の声かけよりも、‘がんばってるね’という相手の頑張りを認めて・ねぎらう言葉を使う方が好ましい」そうです。

 「これ以上がんばれないくらいがんばっている時に、‘がんばれ’と言われても、『これ以上どうすればいいの』と、言われた側が思うから。」だそうです。           

 

たしかにそうですよね。不治の病と毎日戦っている人に対して、‘かんばって’は酷ですし、うつ病の人への‘がんばって’は、治療上禁句と言われていますしね。 

 

我が家の思春期の娘も、よく「もーっ!がんばってるんだよ!!」って言いますからね。  

『えーっ。さっきまでずーとパソコンの前で、KAT-TUNの記事読んでたじゃないの。ふに落ちない』と、思っても、おおらかな気持ちで、子供を追い詰めない姿勢が大切なようです。



  育児カウンセラーの経験例 ・どもり(吃音きつおん)・チック・トゥレット症候群・心の豊かさ

お笑い力を身につけよう

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『日経kids+』2007年5月発行の中に、「社会生活に必要な総合力を鍛える・・・お笑い力養成講座」名越康文氏(精神科医)・山中伊知郎氏(浅井企画お笑いタレントセミナー運営)という記事があります。

 

 この記事によると、お笑い力とは「一緒にいる人から思わず笑顔がこぼれるような、温かい笑いを生む能力」のことで、「その場の空気を読む力でもある。場の空気を読む力があれば、悪い空気を察知できるし、それを良い空気に変えることで、人間関係を円滑にすることができる。」



 また、「温かい笑いとは、例えば、自分のかっこ悪い部分を人にさらけ出し、一緒に笑ってしまうこと。それができるということは、自分を客観的にとらえ、他人と共有するコミュニケーション能力が備わっている証拠。また、他人のダメなところに気づいても、一緒に笑ってしまうことができるのは、相手の不完全さを受け止める寛容性の表れ。お笑い力を身に付けることで、客観的な視点、寛容性、感情を人と分かち合う技術などが身に付くのだ。」



 「自分を客観的に見る力は、困難に立ち向かう力にもつながる。‘人間は勝手に思い込むことで自分を追いつめてしまう生き物。どんな窮地も客観的になるとたいしたことではないと気が付くことが多い。’都合の悪いことが起こった時に、自分が窮地にいると思い込むと、問題解決の糸口をますます探せなくなる。しかし、状況を冷静に把握できれば、多くの場合、打開策が見つかる。自分のかっこ悪い部分を笑い飛ばす訓練ができていれば、自分の窮地をも笑い飛ばし、冷静さを取り戻すことが可能になる。」



 「お笑い力を構成する力として特に重要なのは、観察力、客観的な視点、場の空気を読む力、イメージを表現する力、会話の流れをつかむ集中力、発想を転換する力、とっさの機転を利かすアドリブ力などである。」



<これらの力を養うためにできること→子供同士だけでなく大人とやることが大切>



観察力・・・親子でお互いをほめあう遊びをする

    「嫌いなにんじんを食べてえらい」「脚が長くてカッコイイ」など具体的なポイントを挙げてほめあう。一度に20~30個ほめあう。相手の行動、考え方(内面)までほめることができれば、より深い観察力を身につけられ、お笑い力がますます向上する。



発想力・・・①用途の決まっている物をまったく別の物に見立ててしまうゲームを行う

    「バナナを頭に載せて‘ちょんまげ’」「靴べらを舌の代わりにして‘アッカンベー’」など一発芸をする。子供の自由な発想を広げることが目的なので、どんなアイデアでも決してダメ出しをしないこと。

  ②無意味な会話を続ける

    「昨日魚屋さんで買ってきたアジが急に生き返って」「どこの海に逃がそうか」「ラッキー!アジの生け作りが食べられる」思いつくままにつなげる。オチまで考えなくて良い。尻切れトンボで良い。先入観を捨て、客観性を養う訓練にもなる。



表現力・・・ジェスチャーゲームをする

    親が手本を見せることで子供もレベルアップする。レベルが上がるほど観察力も必要になる。



集中力・・・アイコンタクト式連想ゲーム

    思いついた単語をしゃべりながら次の人をアイコンタクトで指名する。テンポ良く進めることが重要で、どんな言葉を使うかは重要ではない。場の空気を読む力の基礎となる。



場の空気を読む・・・ストーリーリレー

    「昔々あるところに算数で0点を取ってしまった小学生がいました」「その子は0点を隠すためにテストを郵便ポストに捨てました」などと、一文ごとに交代で物語を続けていく。親が話を面白く導いて笑いが起こると、子供もまねをして人を笑わせるような話を考えるようになる。周りの人の話を理解し、自分の発想と結びつける訓練となり、会話への集中力や場の空気を読む力が伸びる



自分を客観的に見る練習・・・失敗談自慢・失敗交換日記

    かっこ悪い自分を直視し、笑い飛ばす練習をする。日記にすると時間をかけて考えることができ、相手に面白く伝えるための工夫ができる。文章の表現力を鍛える。お互いのかっこ悪い部分をさらけ出すことで、親子のきずなも深まる。

 例えば、「テストで0点とっちゃった」親は、「先生はすごいな。どうして君の知らない問題ばかりをだせるんだろう」。「コケた」「急に地球にキスされた!」事実を別の角度からとらえ直す手本を見せる。



アドリブの練習・・・不意に上記のような遊びのお題を投げかける

    大人でも難しいので、子供の場合はちゅうちょなく自分なりの答えを言えるような自信を身につけることを目標とする。

 レストランで誰かがグラスを倒して気まずい状態の時でも、「あれ、地震?」とボケることができるようになる。



 <注意点>

・お笑い力を鍛えていることを子供にあまり意識させない。あくまでも親子の会話の延長として行う。

・つまらなくても子供の発言・意図を否定しない。「そんなことあるわけないだろう」と話を打ち切らない。「面白い」「なるほど!」と必ず受け止める。子供ならではの自由な発想を摘み取らないように気をつける。

・「こうしたほうが面白い」と親のセンスを押し付けない。子供の可能性をつぶしてしまう。もっと面白い方法を教えたいのであれば、親が自らのネタで手本を見せる。

・親が親父ギャグのようなウケない冗談を連発するのはよくない。

・過度なお笑いを強要しない。相手にストレスを与え、たとえ家族であっても関係が悪化する。調子に乗り過ぎないことが大切。

・人をさげすむだけの笑いは後味が悪い。笑わせようという意図が見えると場が白ける。

・親にお笑い力の自信がなければ、近所や親戚の面白い人を巻き込んでしまうのも一つの方法である。



<お笑い力が身に付くと・・・>

*話や授業を聞いてもらいやすい

*人間関係が円滑になる

*ポジションを変えられる

*人間の器が大きくなる

*窮地で力を発揮できる



この記事を読んで、自己中心的に生きる人というは、空気を読もうとしない・空気を読む必要を感じていない人なのかもしれないと思いました。自己中心的な人が増えているとしたら、この「お笑い力」に欠けている人が増えているのかもしれません。

 「お笑い力」は、本来は無意識のうちに家庭で人間性の一面として構築されて育つはずのもので、親がわざわざ意識的に教え込む必要はなかったものだと思います。しかし、コミュニケーションの機会の減少や親の精神的余裕のなさなどにより、親自身がこの「お笑い力」を欠如させたまま育児を行っている可能性があります。親が自分の感情をコントロールできずに子供に怒りをぶつけたり、子供を自分の思い通りにさせようと強制したりすることが多いと、子供の「お笑い力」を摘み取る結果になりかねません。

 「お笑い力」があると、窮地を乗り切る力が持てたり、高まった寛容性によって人間の器が大きくなりキレるということも少なくなりそうです。また、ばかばかしいことでも笑い合え、家庭が楽しく明るいものになりそうです。子供は両親と笑って過ごすことを楽しいと感じます。

お子さんと遊ぶ時のアイテムの一つに加えてみてはいかがでしょうか。



 我が家では、アイコンタクト連想ゲームは人気があります。‘テンポ良く’はなかなか難しいですが、時々面白い回答があって笑えます。夕べは息子が、「将来の夢」というお姉ちゃんのフリに想像もしていなかった「ハリウットスター」と答えたので笑ってしまいました。そして、寝る前に「ママが笑っているとボクも楽しいよ」と言っていました。(´▽`)

 



にいちゃん、ぼく反省しきれません。』柚木真理氏著 1998年ポプラ社発行の本があります。

 昭和の時代の2人の兄弟を中心とした家族のお話が描かれています。


 

些細なことは気にしない大らかな子育てがそこにあります。父親の「お笑い力」が垣間見れます。

小学4年生の現状

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2007年07月19日(木) 14:33

 次女のクラスは、個性的な子どもが多いのか、とても落ち着きがないクラスで、普段は授業中騒がしいことが多く、また注意しても効果が薄く、次女は時には風邪症状が無くても「頭が痛い」と言って帰って来る日もありました。「静かにして下さい」と注意をすると、今度は皆が次々に「静かにして下さい」と言い出すので「静かにして下さい」でますますうるさくなるんだと言うので、そりゃ困ったものだと思っておりました。



 先日は、その小学4年生の次女の保護者会でした。



 良い面は、「男女の分け隔てが無く、たとえ女子4人男子1人でも一緒に活動することができる」「係りの活動など、自分たちで工夫して次々と積極的に取り組むことが出来る」のだそうです。



 ただ問題は、「宿題をやってこなくても何とも思わない」「漢字練習などもただやればいいという態度で、丁寧にやろうとか字を注意して書いて覚えようという意識が乏しい」「悪いことをしても、‘ついうっかり’や‘思わずやってしまった’と言い訳をし、‘ごめんなさい’の言葉が出てこない」「失敗や悪いことをした時に目撃情報が無いと自分がやったと正直に言わないでとぼける」「社会科見学に行くと、自分が一番見える位置に行こうと場所取りに走り、自分が見たから次は友達と代わろうという意識が無い」「自分の思いを一番に通そうとするので友達とトラブルになる」「トイレのふたや手すりなどに足跡がある」「掃除中数人でトイレの個室に隠れ話をしている」「箒を上の階から地上に落とす」「図書室の手すりにぶら下がる」「掃除中先生がいないとけんかになる」「注意しても何度も繰り返えされ、効果がない」などあったそうで、普段の先生のご苦労がしのばれました。



 課題としては、「学習面は、全力でねばり強く取り組む」「友達関係は、友達の気持ちを考える」「集団の一員としては、きまり・マナーを守る」「個人の成長としては、過ちを素直に認める」で、友達と仲良くすることは楽しいということを学ばせたいとのことでした。



 これらの課題に対するこれまでの学校としての取り組みは、



 学習面は、放課後や休み時間の個別指導。

 友達関係・集団の一員の面については、問題が起きた時は、じっくり話し合う機会を作る。たとえ授業がつぶれたとしても話し合う。勉強よりも人間性としてこれらを養う・身につけることの方が大切。

学校生活の中で、生活の課題を常に意識できるように掲示物を具体的な言葉で書くよう工夫。毎週クラス遊びを実施し、友達と協力する楽しさを学ぶ機会を作った。

 個人の成長面は、自分の行動を振り返る‘生活の記録’‘今週を振り返って’を記載させ、主にほめるコメントを入れたり、人格を否定せず行為についての指導を行う。



 全教職員の目で、その場をとらえて指導をする。



 道徳教育にも力を入れ、人の心を思いやるような教材や日常的なマナーを考える機会にできるような教材を工夫したとのことでした。



 道徳教育の『母親とバスを待つ』という教材で、軒下に何気なく皆が並んでいたのに、子どもが一番に乗ろうとしたのを母親が引き止め最後にもう一度並びなおした為結局座れず、子どもはふてくされたが母親が怖い顔をしていた。「この母親はどうして怖い顔をしていたのでしょうか」という質問に、「雨にあたって風邪をひいたので機嫌が悪いのかな」と答えた子どもがいたと聞きました。

 たとえ小学4年生になっても、普段から人の気持ちを考えるということをしていないと、または親がきちんと状況説明やその時の人の気持ち自分の気持ちについてどう思うか思っているかを話しておかないと、本当に理解できないんだなって思いました。また、大人が当たり前に思っているマナーも子どもに伝わっていないものがまだたくさんあるかもしれないんだなとも思いました。

 

 掃除中のけんかの対応としては、先生がいなくてもちゃんと掃除が出来る子どもを子どもたち同士で選んで教室から遠い掃除場所に派遣し、そうでない子どもは先生の管理下で掃除をさせるようにしたそうです。今では派遣できる子どもも増え、掃除も静かにきれいに行われるようになってきているそうです。



 先生からは、家庭でも同じ方向で指導して欲しい。「子どもだから**でもしかたない」ではなく、「子どもだけど**できるようにさせたい」という考えで接して欲しい。夏休みや休日には、社会のマナーを学ぶ機会を少し意識して経験させて欲しいとのことでした。



 3人の子どもを公立小・中学校に通わせている中で、これほど子どもの問題行動を明らかにし、分析をして計画的に取り組んでくれた先生は初めてです。情熱をもって取り組んでもらえる良い先生にめぐり合えることは、本当にありがたいことです。(中学にいくと、「他の学校ではこんなことをしているのに・・」なんて言うものなら、「じゃ、そっちへ行けばいいんじゃないのか」と先生に言われこともあるらしく、自宅では長女は日々怒りまくっています)



 ・・でもまあ、それほどこのクラスはひどすぎたのかもしれません・・。親の前では思い通りにならなくても、家の外では他の人に迷惑をかけずにきちっと行動できる子どもに育てたいものですね。素直な裏表の無い子どもであってくれればそれが一番良いですが・・。



2007年10月29日追記

 さて、上記から3ヶ月が経ち、次女のクラスがかわったか?・・・。

 

 次女に聞くと、「何も変わってないよ。掃除の派遣制度だって、‘もうできますね’って先生が止めちゃったから、まじめにやる人は班に1~2人くらいで、大変なんだよ。しかも、誰かが問題起こすと‘クラス全体の責任です’‘やめなさいって言って止めさせないのも悪いんです’っていちいちクラス全員の前で怒るしさ。そんなの見てないんだから知らないっつの。何んでもかんでもみんなの前で怒りゃ良いってもんでもないよ。先生はこんなことしないようにって皆に教えているつもりかもしれないけど、それだったら‘こんな事がありました。皆さん気をつけて下さい’で良いんだよ。関係の無いことで時間とられてまで怒られてうざいったらありゃしないよ。問題起こした本人には、先生の怒りが分散するから、怒られても効果ないしさ。昨年の先生のように、悪いことした人だけ呼び出して怒れば良いんだよ。クラス全体が悪かった時だけ全体の前で起こるべきだよ。納得いかないものを怒られたって効果ないんだよ。しかも、いつもいつも怒鳴っているから、静かになるのは先生が怒鳴った後1分くらいだよ。」



「昨年の先生の時は、もう少し静かだった気がするけど。」



「そうかもしれない。先生、よい事をしたり、良く出来た時には、スマイルシールくれたしね。子どもだからそれに釣られたっていうのもあるかもね。男の先生だしね。」(この先生は今は5年生の担任ですが、5年生ではシールは使っていないそうなので、シールで効果がある学年というのもあるのかもしれません。)



「男の先生と女の先生って違うわけ?」



「そりゃ、違うよ。女の先生は生徒からなめられやすいんだよ。特に悪いことしているのを見ても怒らない先生はね。怒っているばかりでも、なめられるとはいかなくても効果はないけどね。」



「難しいのね」



「ま、うちのクラスのやつらが特殊なんだから、仕方ないよ。」





・・・このクラスを担任するのは大変そうです。・・・



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数日前に掃除をしていたら布団の下から次女の『時々日記』を見つけて一部分を読んで、大笑いしました。仕事に行く前だったので、後でちゃんと読もうかなと思っていて、昨日「日記見せてよ」と言ったら、今はもうどこかに隠されてしまっていて見ることができません。クラスのことも書いてありましたが、ご紹介できなくて残念です。



長女の家での姿も描かれていて、「どうせ悪口でも書いてんだろ」という長女の言葉に、「違うよ。お姉ちゃんの姿の良い所は良い所として、悪い所は悪い所として参考にするための記録なんだよ。」と答えるので、『その返答に座布団3枚』と思ってしまいました。長女は、「いつか次女に『にいちゃん、ぼく反省しきれません。』のような私を(姉)をネタにした小説でも書かれたらたまらないから、いつか燃やしてやる。」と言うので、これもまた笑ってしまいました。

 ちなみに長女は、学校では「どうしてそんなに怒らないの?もっと怒ってもいいだろう?」と他の生徒に言われるくらい、例えむかついたとしても穏やかな性格で過ごしてくるらしいのですが、家では「どうしてそんな些細なことでそんなに怒るの?」と笑ってしまうくらいキレやすいです。思春期だからとも思いますが、そんな姿をいつも見せられている妹としては、世の中をうまく渡っていく方法とは何ぞやともいうべきものを既に学んでいるとも言えるかもしれません。



 そうそう日記で1つだけちゃんと覚えているものがあります。



「お姉ちゃんが、‘今年のサンタさんのプレゼントは、**DVDプレーヤーがいいな’と言うのに、ママが‘そんなわけないだろ’と言った。私は、小学校3年の時からサンタさんなんていないって知っている。プレゼントを買うのはママなのだ。知ってはいるけれど、そう言ってしまうとプレゼントをもらえなくなるかもしれないので、このまま知らない振りをしておこうと思う。」



これを読んで、『昨年までだませていたのか。だませた方かもね。知らない振りを続けようとは賢いじゃないか。』と、思いましたね。



「教え上手はしつけ上手」「説明は一気に最後まで」など、子どもの学力向上のためのヒントが書いてあるサイトがありました。『お母さんのための進学講座』より



2007年11月03日追記

 記事「ほめ方」に、「次女のクラスに落ち着きがなくてよく叱られる子どもがいます」と書いてある子どもは、最近クラスで唯一次女が楽しく会話できるお友達になったらしいです。

 次女によると、‘次女の話を最後まで聞いてから自分の言いたいことを言う’という会話が出来るのは、今クラスではこのお友達だけなのだそうです。しかも話しも面白くて笑えるのだそうです。

 今でも週2回くらい、このお友達の話を専門に聞いてくれる先生が来るそうです。

このお友達は、こうした積み重ねによって、会話の仕方というものを身につけたのかもしれません。



 しかし、他のお友達はというと、次女の話題には「それよりも・・」と話題を変え、人の話を聞こうとする姿勢が無く、自分たちが話したいことを話し始めるのだそうです。

 『こういう身についていて当たり前と思われる能力が身についていないなんて、どんだけ?』と思います。家庭内におけるコミュニケーション不足でしょうか?



 それから、悪いことをして怒られている時に、「自分がわるかった。すいません」と素直に謝る子どもはいないのだそうです。皆、「自分は、やる気は無かったが、**くんがやたので、一緒にやりました。自分は悪くありません。」のように、自分は罪を逃れようとする・人に罪をかぶせようとする言い方をするのだそうです。

 『どういう論理だ?なぜにそう言えるの?』と思います。しかし、皆が皆そういう考え方をするので、クラスでは次女の方が‘変わっている’と言われているそうです。



 自分で調べたことを発表する授業の時、お友達のをそっくりそのまままねをしたお友達がいたそうです。先生に、どっちがまねをしたのかを聞かれ、まねをした子どもが「**君です」と平気でうそをついたそうです。まねをされた子どもは「ボクではありません」と答え、周りにいた子どもたちが「##君の方です」と言ったので、早期に解決したそうです。「普段は、まねされた子どもの方が怒られる機会が多いので、周りの子どもが言わなかったら、先生に信じてもらえなかったかもしれない。」というのが、次女の感想でした。



 『次女はよくがんばって、こんな状況にも耐えて学校に行ってるな』と思います。この前「転校する方法だってあるよ。別に転校なんて難しくないんだからさ」と言いました。「う~ん。そうだけど、先生たちとの関係をまた一から始めなきゃいけないのもきついよね。」と言っていました。



2007年11月06日追記

 「席替えをしたいという皆の希望に対し、先生が席替えはしないと言った。しないことは仕方ないが、その後に、‘あなた達のことは信用できない’と言った。それってひどくない?そんなこと言われたら、こっちだって先生のこと信頼できなくなるじゃんか!」という昨日の次女の話に、『例えそう思っていたとしても、児童に言ってはいけない言葉はあるだろう』と思ったのでした。



 先生の思いの中には、席替えをしたところでこのクラスが静かになることはないし、席の組み合わせによってはもっとうるさくなる可能性だってある、とでも思ったのかもしれない。けれども、それなら児童と一緒に考えて児童が静かになれるという席に替え、児童に静かにすることを再度約束させる機会にできなかったのだろうかとも思います。ま、それも大変ではあるので、その場は「考えておきます」でよかったと思います。



 親が子どもに言ってはいけない言葉や、夫婦がお互いに言ってはいけない言葉があるように、いくら腹が立っても先生が生徒に言ってはいけない言葉はあると思います。



 「音楽の授業の時、やっと人前で発表できるようになったお友達なのに、下手だからと皆が笑い、注意するべきはずの先生まで笑っていたんだよ。は~?だよね。また発表できなくなったらどうするんだよ。先生なのにそんなこともわかんないのかよ。」と言っていたこともあります。



 親であれ、教師であれ、職場の上司であれ、人を育てるという事に係わる人たちは、自分が育てる‘ひとりひとりの成長のため’をまず第一に考え実践する必要があると思います。抽象的ですが、実はこれが難しくて、育てられる側の問題行動や苦情がある場合は、常識(良い悪いの判断力・他)や人間性(やさしさ・おもいやり・気づく力・上手な言葉づかいや態度・他)を高める努力が必要かもしれません。



2008年2月7日追記

乳幼児の運動の大切さ

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 保育園から頂いた『はぐくみ 56号(H19年11月発行)』で、柳沢秋孝氏(松本短期大学幼児保育学科教授)の以下の文章を読みました。

  

 「 1999年、ある保育園園長から‘園児の情緒が不安定で落ち着きがない’という相談を受けた私は、考案した運動プログラムを試してみました。すると、半年後には子どもの様子が一変、自信や落ち着きを見せるようになったという報告を受け、私自身が驚きました。

 その後、長野県下10園835人の子どもたちに対して、2ヶ月に1回のペースで6回の運動プログラムを実施したところ、運動プログラムを経験した子どもには、そうでない子どもと比較すると、情緒が安定するだけでなく、他者を思いやる心も育っているということがアンケート結果からわかりました。つまり、運動プログラムは、からだを育てると同時に、心の発達とも関係が深いと考えられるのです。」



 小学校や中学校で授業中静かに先生の話を聞くことができない落ち着きの無い子どもがいるとも聞くので、乳幼児期の運動という側面が子どもの落ち着きにどのようにかかわっているのだろうかと思い、柳澤氏の『からだ力がつく運動遊び』主婦の友社(平成15年11月発行)の本を読んでみました。



 以下、上記の本より



 「 私は運動学を専門として大学で教えていますが、27年間ずっと、授業の合間に保育園や幼稚園に通って、幼児期の子どもたちに運動を教えてきました。というのは、子どもが好きという個人的な動機に加えて、幼児期の運動能力の発達や指導方法に関するきちんとした研究がない現状を知り、幼児運動学を研究したいと思ったからです。幼稚園には、とび箱や鉄棒の設置が義務づけられていますが、実際にはほとんど宝の持ちぐされ状態。これらの器具を使って子どもたちに運動を指導するマニュアルも、幼児の生理や運動能力の発達に関する知見もなく、子どもの自主性を尊重するという建前で、運動したくない子どもにはあえてやらせないというのが、27年前から現在までの実態です。

 じつは、つい最近まで、私がいくら熱心に子どもたちに運動を教えても、現場の保育士や保護者からは、‘運動ができるようになっても、それだけではね’と、冷ややかな反応しか返ってきませんでした。学会などで幼児の運動指導法を発表しても、‘幼児教育は自主性、主体性の尊重が原則なのに、これでは無理やりの教え込みでは’‘子どもは動くことが本能なのだから、こんなテーマで研究しても’と言われたものです。

 しかし、・・・その目の輝きは、心の輝きに違いない、子どもたちは運動することによって、体とともに心も成長しているのだ、という確信を得た私は、今度は‘心とはなんだろう’という疑問を抱いて、脳科学の門をたたいたのです。そこで出会ったのが、同じ長野県内で研究されていた精神生理学者の寺沢宏次氏と、生理人類学者の篠原菊紀氏です。

 特に寺沢氏は、現代の子どもたちの精神的な発達のおくれを指摘し、体を使った遊びの不足がその大きな原因ではないかと研究を進めていました。そこで両氏との共同研究が始まり、私の幼児運動学も、心の発達という新しい研究テーマが加わり、より現代の子どもたちや社会の状況と深く切り結ぶことができるようになったのです。



 運動機能をになうのは神経、筋肉、内臓機能です。このうち神経系の発育は生後5ヶ月ころから始まり、全身を動かすことによって、大脳中枢の運動野で神経回路がつながり、いわゆる運動神経が発達します。しかし、その発達は10歳で止まってしまいます。筋肉や心肺機能は11~20歳にかけて運動することで成長しますが、運動能力のベースになる神経系は、8歳を過ぎれば、いくら運動をしてもほとんど発育しないのです。

 子どもにとって、運動能力は自分を認めるための核であり、運動ができないことは、直接劣等感や無力感につながりやすく、消極的な性格を形成しやすいといわれています。ですから、幼児期の運動体験は、心の教育という意味でも、重要な役割を果たすわけです。

 また、脳の運動野は、人の知的活動をつかさどる前頭連合野(46野)の奥にあって、相互に連動して働くので、運動することによって運動野を刺激すれば、前頭連合野も活性化されます。・・・簡単にいえば、幼児期の全身運動は、感情をコントロールする意志力や社会的知性、ひいては心の発達も促す可能性があるといえるのです



 昔の子どもたちは、路地や野原で暗くなるまで友達と群れて遊び、日常の遊びのなかで全身運動をしていました。現代では、子どもが自由に遊べる外の空間が激減したうえ、子どもたちは幼いころから勉強や習い事に追われ、遊びはテレビゲーム。幼稚園の送り迎えも家族との外出も車。そうした現代の生活環境が、肥満児や低体温児、無気力な子ども、‘キレる子’を生み出しているといっても過言ではないでしょう。少なくとも現代は、大人が手を貸して、子どもに全身運動をするチャンスを与えなければならない時代です。 

 でも、ただ、「体を使って遊びなさい」と言っても、子どもたちは動きません。ゲーム機に向かえば、もっとおもしろく、楽しい刺激が簡単に手に入るからです。・・・ぜひ、子どもたちといっしょに体を動かしてみてください。お父さんやお母さんが楽しく体を動かせば、子どもは必ず目を輝かせてついてきます。



 育てたい力(簡単→むずかしい→単純→複雑へ段階を追って順序よくやれば必ずできる)

基本の運動遊び

ジャンプ力・・・2~3歳うさぎとび、カンガルーとび、5歳頃・・・リズミカルジャンプ

ぶら下がる力・・・2~3歳ジャングルジム遊び、のぼり棒遊び、ぶら下がり遊び、4歳~渡り棒遊び(うんてい)

体を支える力・・・2~3歳犬さん歩き、くまさん歩き、小さなかえるさん、4歳~片足くまさん、カエルの足打ち、大きなかえるさん



コンビネーション運動→最終目標

側転・・・2~3歳ゆりかご、さつまいもゴロゴロ、4歳頃じゃがいもゴロゴロ、前転、5歳頃ひよこのさか立ち、側転

短なわ連続とび・・・2~3歳なわ遊び、なわとび越し、4歳高なわとび越し、ジャンプなわとび、波越え、・・略・・5歳頃短なわ回し、短なわとび、短なわ連続とび

開脚とび・・・2~3歳箱飛び越し、背中とびのり、背中とび越し、4歳頃小さなカエルのり・・・5歳開脚とび越し(とび箱をとび越える)

さか上がり・・・2~3歳とび上がり、すずめさん、すずめさん逃げた、こぶたの丸焼き、4歳こうもり、えんとつ、後ろ回りおり、5歳地球回り、さか上がり、足かけ振り上がり



 ・・・10年前に、20歳前後の大学生を対象に‘運動活動に対する好嫌の嗜好調査’を行いました。

 300人中、‘体を動かすことが好き’と答えたのは30%。‘きらい’は40%、‘どちらでもない・普通’は30%という結果でした。そこで、‘好き・きらい’を明確に答えた70%の学生に、さらに‘いつから好き(あるいはきらい)と思うようになったのか’を質問したところ、なんと80%が、幼児期から小学校低学年で、と回答したのです。予想どおり、神経系の発育が完了する時期に、運動の好ききらいが分かれているのです。

 ‘なぜ、運動が好きに(あるいはきらいに)なったか’を答えてもらうと、・・・好きになった学生は、‘人があまりできないむずかしい運動ができたときに、友達や先生からほめられたから’という回答が多く、一方、きらいになった学生の多くは、‘みんなができる運動ができずに、みじめな思いをした’‘劣等感を抱くようになった’と答えているのです。



 幼児期から低学年で、運動のでき・不できが分かれ、できる子どもは周囲からほめられる→ほめられればうれしいからがんばる→さらにじょうずになる、という繰り返しで、運動能力が発達し、また、好きになっていくのです。



脳科学から見ても、‘できた!’という達成感や喜び、人からほめられた快感を感じると、中脳からドーパミンという神経伝達物質が分泌されて、前頭葉に働きかけます。その結果、前頭葉が活性化して意欲が高まり、ますます積極的に取り組もうとします。また、思考や判断をつかさどる前頭連合野、運動野も活性化されるので、通常以上の能力を発揮することができます。しかも、こうした体験は記憶され、快感を得た行動をとるとドーパミンが分泌され、ますます意欲が高まり、学習効果も上がるとされています。

・・・運動好きな子どもにするには、‘できなかったことができた!’という体験をさせ、達成感や満足感を味あわせることだ、と私は確信しました。



 調査からわかったことがもうひとつあります。・・・運動が好きになったりきらいになった代表的な種目は、‘鉄棒のさか上がり’‘渡り棒の1本抜かし’‘なわとびの連続とび’でした。・・・こうした‘できる’‘できない’がはっきり分かれる運動こそ、子どもたちに‘できた’という達成感・満足感を持たせることができ、運動能力を伸ばすために効果のある種目といえます。・・・



子どもが‘おもしろい’と満足する遊びには、次のような4つの要素があります。

①スリルがあっておもしろい

②むずかしいことができるようになって、うれしい

③友達といっしょにできる

④友達と競争して勝てる



 子どもはやさしいことや簡単にできることより、少しむずかしいことに興味を持ち、やる気を出します。大人は、できた時に、その喜びに共感してあげることが大切です。その喜びが次の段階へのやる気になり、体を動かすことがどんどん楽しくなるのです。

 いっしょに体験して、むずかしさやうれしさを共有する相手となる友達の役割は、家庭では兄弟姉妹、一人っ子ならお父さん、お母さんがやってあげてください。大人は口で教えるだけでなく、体を使ってお手本を見せてあげましょう。たとえへたでもいっしょに動けば、口だけで指示するより、子どもはずっと集中して聞き、まねようとします。時には子どもの友達を集めて、集団遊びができれば最高です。



 ・・・テレビゲームは2次元の情報処理ですみますが、体を動かすには3次元の情報処理が必要になります。人が人とコミュニケーションするとき、脳はコンピュ-ターでも不可能な、膨大で複雑な作業をしています。働かせなければ発達しないのは、筋肉も脳も同じことです。・・・特に前頭連合野46野という場所はワーキング・メモリーといって、外界から受けた情報や脳に蓄積された情報を統合して、どう行動したらよいかを判断する仕事をしています。いわば理性の源ともいえる場所で、その機能が低下するということは、人としての知性が育たないということです。



つまり、外遊びが減って、運動とコミュニケーションが不足したことが子どもたちの脳の発達をおくらせ、そのおくれは子どもの精神的な成長に大きなダメージを与える可能性があるのです。



 脳の働きはまだまだ未知な部分が多く、すべてが解明されるのは次世代になるだろうと寺沢氏は言います。しかし、確かなことは、それが解明されたときには、手おくれだということです。



 ・・・運動プログラムを行った子どもたちの‘注意力’や‘抑制力’が向上したという結果は、体を動かすことで脳の活動が活発になり、発達が促されることを示唆しているといってよいでしょう。



 それとともに注目されたのは、運動プログラムを行った子どもたちの間に、友達の輪が広がったという報告です。プログラムで運動遊びができるようになると、子どもは、できたうれしさから友達に見せたい、教えたい、と思うようになるものです。そこから、いっしょに教わった運動遊びを行ったり、お互いに教えあったりして、友達の輪ができてきたのです。



 できる子がふえてくると、教わった運動遊びを自分たちなりに違う形に変えたり、さらにまったく違う遊びに変える子どもたちも出てきます。ルールを学び、それを変形させることで新たなルールを創造するという、本物の遊びの始まりです。



 最近の研究では、前頭連合野は、他者の存在を想定する能力にも関係し、他人を思いやる心にも通じるという報告がふえています。実際、子どもたちの反応を見ていると、その可能性が高いように思います。もしそうであれば、運動遊びは、自己統制力だけでなく、人間的な豊かさをも育てる方法としても有効かもしれません。・・・」



 あとがきに、柳澤氏は、「・・・20歳前後になる子どもが2人(長男・長女)がいます。21年前、長男が生まれた瞬間に何を願ったか、と思い起こすと、‘元気で運動のできる活発な子になって・・’と願いました。このことは、親でしたらだれもが願うことだと思います。そのために、私は今回この本で紹介した運動プログラムを自分の子どもたちに実施してきたところ、テレビゲームにはほとんど興味を示さない、スポーツ大好きな子に育ってくれました。

 長男は中学・高校の6年間に、駅伝・走り高跳び・基礎スキー・100mバタフライという種目の違う4つの競技で、すべて県大会3位入賞という、体育教師である私自身が考えられないような運動能力を発揮してくれました。

幼少の頃の環境と親のかかわりが、いかに大切なものかを実感したしだいです。・・・」とも、書いておられます。



この本を読んで最初に思ったことは、『運動神経の発達が10歳で止まってしまうとは・・やばいじゃないか・・。ぼやぼやしていると、下の2人の運動神経も磨かれずに時が過ぎてしまう・・』です。

 しかし、そうかといって外に出るのが好きではない私にとって公園に行くのも勢いある気力が必要です。ですから、週に何日か家の中でできることを少しでもやることにしました。たとえば、手押し車や馬とび、キャンディーボールのキャッチボールや野球などです。『せめて息子には上記記載の運動はできるようにしてあげたいな』とは思うところです。



 息子の自転車の練習をするために公園に行った時、他の保育園の園児10人くらいと先生2名も来ていました。園児は4名くらいずつ交代で補助輪付の自転車に乗り、残りの園児は先生の側で座って待つというのがその園のルールのようでした。補助輪なしに乗っても良いけれど、先生はいっさい乗ることに関して手伝わないので自分で乗れる子どもだけは乗っても良いと言われていました。

 我が家の子どもたちも何度か先生に連れてきてもらっていましたが、乗れない時は先生が教えてくれていたように思います。だから、その園のやり方にちょっと違和感を感じました。

 しかし、同時に『仕方ないのかな』とも思いました。転んですりむいたくらいでも怪我をさせたと責任を問う親がいるとすれば、その園のやり方もやむを得ないことであろうと思います。

 遊びをいっぱいさせてもらえていたはずの保育園や幼稚園が、このようにどんどん子どもの運動の範囲を狭めていくとしたら、親は子どものために意識的に子どもといっしょに運動することに取り組む必要があるだろうと考えます。また、単純に遺伝だけでなく、親が有効に取り組んだ子どもほど運動能力も人間性も高まっていく可能性があるようにこの本を読んで思いました。



*柳澤氏はこの本だけでなく、何冊かの本を書いていらっしゃいますし、本には写真や絵によって運動の進め方が具体的にわかるように書いてあります。また、長野県内の保育園等HPでも写真が紹介されているので、それらをご参考になさって下さいね。いまないニューススタジオ



以下、いまないニューススタジオより一部抜粋・・・



柳沢  そうですね。脳の神経配列がいかに結びつくかという情報伝達は、8歳で90%、10歳で100%できてしまいます。10歳で成長は終わってしまうんです。



武田  それ以前に、なるべく運動をしないと大変なことになる可能性がある―。

柳沢  はい。0歳から10歳までは、いかに神経配列を良くするかが大事な要素。10歳から20歳は、神経配列が終わった先についている筋肉を、いかに太くするかが重要になってきます。



柳沢  運動する子はする、しない子はしない、というふうに差が出てしまうんですね。特に、幼児期、自ら体を動かした子と動かさない子では、脳の中の神経配列、シナプスが全く違ってきてしまいます。最近の脳科学からも、8歳までに、必要な動きをたくさんした子どもは、8歳までにシナプスがたくさん結びつく。8歳までにほとんど動かず、じっとしている子どもの場合は、つかさどる神経配列がほとんど出来上がらない状態で9歳、10歳になってしまう、と。10歳を過ぎると、もう成長は終わってしまうんですね。



武田  つまり、人間が人間らしく生きるためには、その配列が複雑で、いろんな配列があるほどいろんな高度なことを考えることができるらしい。ところがそれが発達しない。



柳沢  特に運動好きな子どもはたくさん体を動かしていますから、8歳までの間にどんどんシナプスが結びつく。体の中にある500個近い筋肉、そこに500本の神経が通っています。その500の神経が、いかにほかの499個の筋肉に結びつくか―これが、運動神経がいい、悪いという違いになってきます。



 

 また、赤ちゃんは生まれた瞬間から脳のシナプスがつながり始めるのだそうです。しかし、それも使われないものは消え、使われるものはより綿密につながっていくのだそうです。家族がたくさん話しかけたり、抱っこしたり、触ってあげたり、マッサージをしてあげたりすることで、シナプスをより有効につなげていけるのではないでしょうか。赤ちゃんの脳の働きについて詳しくお知りになりたい方は、下記をご覧いただければと思います。以下、NHKのHPより



DVD 『NHKスペシャル 赤ちゃん 成長の不思議な道のり 』



ここまでわかってきた!最新科学が明らかにする赤ちゃんの不思議な力



「私たちの一生で、もっとも脳の潜在能力が高いのはいつ頃か?」

最新科学が明らかにした答えでは、実は生後8か月から1歳前後だという。



たとえば、赤ちゃんは世界中の言語の微妙な発音の違いも区別できる。また、生まれた直後でも知覚能力はきわめて高い。

しかし、私たちは成長とともにいったんできたことができなくなるという不思議な道のりをたどっている。

そこには、脳のなかで神経細胞同士の情報伝達を担う「シナプス」が大きな鍵を握っていた。

人間らしい能力を獲得・発達させる秘密はどのようなところにあるのか。赤ちゃんの1年にわたる成長を追い、赤ちゃんの不思議な成長のプロセスを探る。



○大人をしのぐ顔を見分ける能力

○世界のどんな言語に含まれる音でも、聞き分ける能力

○成人の1.5倍にも達する脳内ネットワーク「シナプス」の密度

○成長過程で起こる不思議な現象

○新たな飛躍に備える脳の戦略

○より豊かな成長のためのヒント

○人とのつながりが人を育てる*本編49分白紙の状態で生まれ、一人では何もできないと思われていた赤ちゃんは、実はわれわれが思ってもみなかったさまざまな能力を秘め、たくましく生きていく力を持っています。赤ちゃん研究はいま、そうした発見をひとつひとつ科学的に実証し始めているところです。赤ちゃん自ら手足を動かし、笑い、そして泣く。お母さんをその匂いや声で認識し、表情のマネまでしてコミュニケーションをとろうとする…。

赤ちゃんの驚くべき力を、この番組をご覧になって感じてください。



東京女子医科大学 乳児行動発達学講座 小西行郎 氏





2009年1月追記



息子は、今も前に記事にした保育園の同じクラスの彼女が好きらしいです。

o(^-^)o

それで、保育園ではかっこ悪い姿は見せたくないらしく、運動会が終わっても一人縄跳びができなかったのです。皆ができてしまうとあえて縄跳びの練習には先生が誘っても参加しなかったようなのです。子どもには、‘友達にはできなくてかっこ悪い姿は見せたくない’という心理もあるんですね~



息子は、運動会ではとび箱を披露していたのです。私は、11月まで息子が縄跳びができないってことに気づきませんでした・・。



縄をバタフライのように後ろから腕を伸ばした状態でもってくるのです。

『えーっ?』って感じです。『なぜに縄跳びごときで・・』です。



それから、約1ヶ月間2~3日に1回くらいですが、寒い中一緒に縄跳びしていました。



一番効果があったのは、私が一人縄跳びをするのに息子も入れて、私の早いスピードで跳ばせる練習だったと思います。それから、腕を曲げた状態で片手に縄を持たせて回す練習をしたことですね。

そして、ある日突然跳べるようになりました。

一度跳んでしまえば自信も着いて、保育園でも披露できるようになりました。20回を2回跳んでみせたらしいです。



「皆ができなくて頑張っている時に自分も頑張りなさい。毎回ママやお姉ちゃんが手伝えるとは限らないのだから。」と言って、子どもに人並みの運動能力と自信を持たせてあげるために、この冬、トコちゃんベルトを巻きながらちょっと頑張った私でした。

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