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ニュース『ほめられる子思いやり育つ、赤ちゃん調査で実証』

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ほめられる子思いやり育つ、赤ちゃん調査で実証 (2009年2月28日 読売新聞)より 



乳幼児期に親からよくほめられる子どもは、他人を思いやる気持ちなどの社会適応力が高くなることが、科学技術振興機構の長期追跡調査で明らかになった。



 育児で「ほめる」ことの重要性が、科学的に証明されたのは初めて。3月7日に東京都内で開かれるシンポジウムで発表する。



 筑波大の安梅勅江教授(発達保健学)らの研究チームは、2005~08年、大阪府と三重県の計約400人の赤ちゃんに対し、生後4か月、9か月、1歳半、2歳半の時点で成長の度合いを調査した。調査は親へのアンケートや親子の行動観察などを通して実施。・・・



 その結果、生後4~9か月時点で父母が「育児でほめることは大切」と考えている場合、その子どもの社会適応力は1歳半時点で明らかに高くなった。また、1歳半~2歳半の子どもに積み木遊びを5分間させたとき、うまく出来た子どもをほめる行動をとった親は半数程度いたが、その子どもの適応力も高いことも分かった。



 調査では、〈1〉規則的な睡眠習慣が取れている〈2〉母親の育児ストレスが少ない〈3〉親子で一緒に本を読んだり買い物をしたりする――ことも、子どもの適応力の発達に結びつくことが示された。



(2009年2月28日 読売新聞)



今、『「育てにくい子」と感じたときに読む本』 児童精神科医 佐々木正美氏2008年7月主婦の友社発行の本を読んでいます。



この本は、32の悩みの相談に答える形で書いてあります。



例えば、

「ささいなことで泣きわめき続けます」

「乱暴、すぐどなる、友だちに怖がられる息子」

「消極的なのは親の育て方が悪かったせい?」

「幼稚園で話せなくなってしまう娘」

「学童クラブに行きたくないと言うのはなぜ?」

「落ち着きがなく忘れ物も多いのですが・・」

「怒りだすと歯止めがきかなくなる自分がイヤ」

「次女に対して大人げなく怒る夫を変えたいが・・」

「うちの子は、指しゃぶりがひどいのです。やめさせるのはどうすればいい?」

「うちの子はとても偏食です。どうすれば食べるようになるのでしょうか?」

その他



などです。



その中に、「4歳の息子は、ほかの子のことが気になってしかたがない」という相談があります。



「・・・服装や持ち物にこだわりがあり、朝、なかなか保育園に行くことができません。・・・保育園のお友だちが、‘半そでかな’‘傘を持ってくるかな’‘長くつかな’・・などきりがありません。今、育休中で、保育園の先生には‘お母さんが家にいるのを知っているから、手をかけさせようとしているんですよ」と言われます。でも、基本的にはすべて上の子優先にしてきたし、息子も妹をとてもかわいがっていて、遊んでくれたり、絵本を読んでくれたりします。赤ちゃん返りもありません。息子の迷いに、いつまでつきあえばいいのでしょう。」



この相談に、佐々木正美先生は「この子はいい子になろうとがんばりすぎています。あまりほめないこと、しかりすぎないこと、評価しないことを心がけて」とアドバイスされています。



「この子は、‘いい子になろうとする気持ち’がとても強いお子さんなのでしょう。‘保育園でのお友だちの評価を気にする’とお母さんは書かれていますが、家にいる時からすでに、他者の目、つまりお母さんの目を気にしているのです。



お母さんの望む‘お兄ちゃん像’に気がついて、ほめられる行動をとっていますよ。この子はそういうことに敏感な子なのです。



こういう子なのですから、お母さんは多少はほうっておかなくちゃいけません。

具体的には、ほめたりしかったりしすぎないこと、子どもの行動をいちいち評価しないことです。



‘自分は自分’‘誰に何を言われても平気’という生き方ができる子っていうのは、親に口うるさいことを言われていないんです。



逆に、人の目を気にする子の多くは、親に‘ああしろ’‘こうしろ’と言われている子、親が常に‘これがいい’という指標を示している子に多いものです。ほめられすぎている子もそうです。‘ほめる’ということもまた、親の価値観を伝えるメッセージですから、子どもをコントロールしてしまいます。



親はつい、失敗するとしかる、うまくいくとほめる、ということをしてしまいますが、育児が賞罰に傾きすぎると、子どもは自分の判断で行動できにくくなります。親の顔色が気になってしまうんですね。




子どもに正しいことをたくさん言えば、正しいことができる子になるかというと、そんなことはありません。正しいことは、『適量』言うのがいいのです。‘こうするといいね’‘ああしちゃダメだ’‘これができてスゴイね’などと言いすぎると、薬と同じで、必ず副作用がでてしまいます。そういう評価に従ってしか動けなくなってしまいます。



でも、どのくらいが適量なのかが難しい。お母さんやお父さんがちゃんとわが子を見て決めるしかありません。言い足りなければ、まちがったことを平気でやってしまうでしょう。言いすぎてしまえば、自分で判断できず、人の顔色が気になります。・・・適量がわからなければ、減らすだけでもいいでしょう。多く言いすぎている人がほとんどですから。



そして、家庭で失敗をたくさんさせてあげるといいですね。家の中でのびのび失敗できるようにしてあげてください。失敗しても大丈夫だと思えたら、友だちの評価が気にならなくなるのです。



このお母さんは、とてもまじめな方なのだと感じます。子どものためにといろいろ考えず、子どもから‘○○して’と言われたときだけ、やってあげるといいのです。もちろん、喜んでやってあげるのです。



親に手をかけさせようとする子というのは、親にもっと甘えたい子なんですね。もっと手をかけてほしいんです。お母さんは‘手をかけている’と思うかもしれませんが、その子にとって必要な時に、必要な量だけ、手をかけていることが大事なんです。・・・



息子さんがしてほしいことは何なのでしょうか。してほしいことを、お母さんはどうぞ喜んでやってあげてください。満足するまでやってあげてください。そして、それ以外のことはほうっておくのです。



そうすれば、きっと‘心配する必要なんてなかったんだわ’と拍子抜けするほど早く、手をかけさせない子になってしまいますよ。」



けなされたり、怒られることが多いよりは、ほめられて育った方が前向きで精神状態も健全に育つと思います。けれども、ほめ過ぎには注意が必要のようですね。



「調査では、〈1〉規則的な睡眠習慣が取れている〈2〉母親の育児ストレスが少ない〈3〉親子で一緒に本を読んだり買い物をしたりする――ことも、子どもの適応力の発達に結びつくことが示された。」



ともあります。単純にほめるという行為だけでなく、その背景には親子関係における子どもの満足感が満たされた家族が多い上でのデータである可能性が高いのではないか・・・とも思いました。



それから、上記に「買い物」とありますが、食事などの生活必需品を、子どもの食べたい物の希望にそって一緒に買い物することは良いと思います。しかし、いくら子どものしてほしいことをしてあげるとは言っても、欲しい物をすべて買ってあげるのはちょっと違うと思います。買い物は、各家庭におけるルールに従って行った方が良いと思います。



この本にもありますが、幼児にとって必要なのは物ではなく、お母さんやお父さんの一緒にしてくれるという行為、例えば、遊ぶ・食べる・お風呂にはいる・寝るなどの行為のようです。

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心の強い子にo(^-^o)

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2008年3月1日追記

『小3までに育てたい算数脳』高濱正伸氏(花まる学習会代表)著 健康ジャーナル社2005年8月発行に、次のことが書いてありました。



 「私は、強い人というのは感じる心をもっている人だと思います。何が大切なのかをわかっているから、つまらないことに動揺しない心を保てるのです。・・・感じるというのは、対象から情報を得るということです。感性の鈍い人というのは、何でも流して眺めているだけで、対象から何の情報も得てこられないから鈍いわけですね。



 親が、「月がきれいだね!」などと自然の美しさに感じ入る姿を見せていると、子どもも自然に対して心を開くようになります。親が金銭的な損得勘定にこだわっていれば、子どもも損得に敏感な子になります。



 子どもが「この魚大きいねえ!」と驚いているときに、「本当だ。大きいねえ!」と子どもの驚きに共感してあげると、感じる心はさらに成長します。逆に何の感動もなく「そんなこと決まってるじゃない、マグロなんだから」のような対応をしていると、子どもも感動することから遠ざかってしまいます。



 子どもというのは、結局、親の枠以上に育つことはありません

 生き生きとした知性と感性をもった魅力的な人間に育てたいと思ったら、親自身が姿勢を正し、生き生きと何かに没頭する姿勢を毎日見せていくことこそが大切なのだと思います。」



『なるほど』ですよね。‘情報収集能力と判断力とで状況を冷静に見る’ということですね。

しかし、‘感じる心が親以上に育つことがない’というのは困りますよね。特に、クールな性格で、クールな受け答えの会話を得意とする親にとってはきついですよね。「ああ」「うん、そうだね」だった受け答えを、「おおーっ!!すごいね!!驚いたね!!へーっ!!」のように感動を著明に表現するような生活態度に変えなければ、子どもの感じる心をつぶしてしまう可能性があるわけですからね。



 ご近所や親戚・お友達のご家族との交流が盛んで、その中に感じる心を持った大人がいて、そこから子どもが感じる心を学べるなら、親は助かりますね。また保育園・幼稚園・学校・学童クラブ・習い事などの先生方が感じる心を表現できる大人であってくれれば、親は助かりますね。

他人任せではいけませんが、親自身が苦手であるならば、子育て中はそういう表現が得意な大人を選んで家族で交流するというのも、普段親がつぶすような会話をしなければ有効であろうと思いました。



2007年09月30日(日) 14:01

別冊PHP2007.8月号 星一郎氏(子育て支援機関・・わいわいギルド代表)「心の強い子に育てる7つのコツ」より



 子どもが、‘困難な状況に置かれても、困難に負けず勇気を回復し、状況を乗り越えていく心理的特性’として次の3つが必要だと、専門家は考えているそうです。

 

「①他人となじみやすい性格

 ②優れた読み書きの能力

 ③情緒的サポートをしてくれる人の存在」



 そして、この③の人は、多くの場合は母親であり、母親の子どもへのかかわりがこの強い心・困難な状況を乗り越えていく心を育てるとも言えるそうです。



 「困難な状況を上手に乗り切るには何よりも勇気が必要です。困難な状況から逃げ出したり、ごまかしたりせず、正面から立ち向かう勇気が必要です。強い心は勇気づけられて初めて育つのです。」



 コツ・・本文より

加算法の考えで育てる



 減算法の子育ては、子どもの悪いところを直そうとします。「いけません。やめなさい」の声かけが多くなります。

 それに対して、良いところに目を向けて、「よかったね。できたじゃない」という肯定的な声かけをするのが加算法の子育てです。肯定的な評価を受けて初めて子どもは、自分に自信を持つことが出来るのです。



 親の理想の子どもではなく、目の前の子どものいいところを見つけるのです。立派でなくていいのです。元気に生きている当たり前のことを喜んであげるのです。 



 子どもの心に安心感を与え、勇気を引き出すのに、喜びを共有するという方法もあります。子どもと一緒に喜んであげるのです。子どもが喜んでいる時に、「お母さんもうれしいな」と声をかけてあげると、子どもは『お母さんも一緒に喜んでくれた』という、強い情緒的つながりを経験します。



結果ではなく努力を大事にする心を育てる



 いつも良い結果が得られるとは限らないので、結果を重視することは子どもの心に不安をつのらせます。

 しかし、努力のプロセスを大切にすれば、大きな不安は起きません。



『将来ではなく、今を頑張ればいいのだ』という考えは、子どもに勇気を起こさせます。「結果はともかく、頑張ったね。努力したね」というお母さんの言葉が必要なのです。



 今の子どもの一部に『ばれなければいい』という考えが広がっています。これは『結果さえ良ければ』という考えから来ています。カンニングして100点取っても、努力して取っても、100点には変わりないという考えです。

 ‘本当に強い心とは、結果は努力の先にあると信じる心だ’ということを教える必要があるのです。



我慢できる心を育てる



 欲望は1つ満足させても、必ずもっと強い欲望が起きてきます。さまざまなおもちゃを買い与えても、子どもは決して満足しません。心理的欲望とはそういうものなのです。



 自分で自分の欲望をコントロールできたという経験が、子どもに自信を与えるのです。我慢の経験が自信を育てるのです。



 ただし、子どもに我慢を教えるのは、欲望を否定することではありません。「我慢しなさい」ではなく、「我慢できたね」。この言葉が強い子供を育てるのです。



 我慢はまた、子どもの心に想像力を育てます。『手に入ったらこう使おう、こんなこともやってみたいな』というような、想像がたくさん起きています。この豊かな想像力が強い心を育てるのです。



あきらめない心を育てる



 欲しい物があるのはいいことなのです。問題は、その欲しい物をどう手に入れるかです。欲しいと思い続ける気持ちは大切です。ねばり強いあきらめない心は、強い心でもあるのです。「欲しいと思い続けることは良いことだよ。3週間我慢してごらん。それでも欲しければ買ってあげられると思うよ」というような言葉がけがいるのです。



 夢や願いを持ち続けることは強い心を育てます。



 よく子どもは「将来プロ野球の選手になるんだ」などと夢を言います。そんな時、「なれるわけないでしょ。もっと現実なことを考えなさい」と子どもの夢を否定する親がいますが、否定するのではなく、「なれたらいいね」と子どもの夢に共感してほしいのです。

‘しつけ・励まし’の仕方・心の豊かさ NO1「どもり(吃音きつおん)・チック・トゥレット症候群」

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2007年09月11日追記

「欠点を指摘しない」

 米倉けいこ氏(敬愛ビジネス学院・心理カウンセラー)コラム・子育てを楽にする方法より



 カウンセリングには、自分の欠点で悩んで落ち込んでいる方が多く訪れるそうです。

 落ち込む癖というのは、子供の頃につくられてしまうことが多いようです。



 子供を落ち込ませないようにするためには、子供の欠点を指摘しない事が大切との事です。



 落ち込みやすい人の原因を探っていくと、次のように親から自分の欠点を指摘されて育ってきた人が多いそうです。次のような言葉掛けはしない方が良いようです。



「あんたって、グズ!」「ほんと! あわてんぼうねえ。」「忘れんぼうなんだから。」「だらしないわね。」「なんで出来ないの?」「やっぱりダメね!」



「確かに、子どもによってその子のペースがあります。ゆっくりしている子ども。急かされて、慌てて行動する子。子どもによって、さまざまな個性があります。忘れ物の多い子。のんびりした子。失敗の多い子。不器用で、出来るようになるのに時間がかかる子。



 しかし、親の願いとは反対に欠点を指摘すると、その欠点はひどくなることが多いようです。繰り返し指摘するたびに「お前はこういう人間だ」と定義付けしている事になってしまうようです。



もし子どもに幸せになって欲しいなら‘あなたは、のんびりして、将来きっと大物になるわよ’くらい言ってあげる余裕があるといいですね。」



2007年09月10日追記 「失敗して落ち込んだ子供の励まし方」

   三森ゆりか氏(つくば言語技術教育研究所所長)別冊PHP8月号より

 

 子供は失敗を通して成長する

  子供の生活に失敗はつきものです。やりたいことが思い通りできなかったり、仲良くしたいと思っている友達との関係がぎくしゃくしてしまったり、頼まれたことを忘れてしまったり・・。

 子供にとって、毎日の生活を失敗なしに過ごせる方がむしろ珍しいかもしれません。・・・子供にとって毎日出会う事柄は新しいことだらけ。ですからそれらに対する対応を誤るのはむしろ当然のことです。



 親として大切なのは、‘失敗は悪いこと’という考えをあらため、失敗を通して成長するのが子供だと理解することです。・・・



 「平気よ」「気にしないで」で終わりにしない

 子供が失敗して落ち込んでいる姿を見ると、親としてはついなんとか立ち直らせたい、励ましたい、と気負ってしまうものです。その結果、「たいしたことないから平気よ」「この次はできるから大丈夫」「気にすることないわよ」などの言葉で、子供の気持ちを引き立てようとしていませんか。

 このような言葉かけを繰り返すだけでは、子供は失敗の原因をつかみ、次にいかすことができないものです。・・・



失敗した理由を一緒に考えましょう

・・・なぜ失敗したのか、失敗をいかすためにはどうすれば良いかについて話し合います。

 子供は3歳くらいになると理由を考えられるようになるものですし、むしろ幼児期の子供は理由を考えるのが好きなものです。・・子供の年齢にあわせた会話の仕方で、失敗の原因を議論しましょう。・・・そうすることにより、子供は同じ失敗を繰り返さない方法を知るようになり、そうした繰り返しが子供に自信をもたらすでしょう。・・・



2006年05月06日(土) 15:32   子供のしつけの仕方  

 『子どもが育つ魔法の言葉』の本に、「子どもはいつも親の姿を見ています。・・しつけの言葉よりも、親のありのままの姿のほうを、子どもはよく覚えています。親は、子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある『手本』なのです。・・」とあります。        

 

 子どものしつけの仕方は、「親自身が子どもにしてほしいと思う基本的なことを、普段から子どもの前でしていく事」です。・・・ 『子育てハッピーアドバイス』の本より

 

  例えば・・挨拶が出来る人になってほしいなら、近所の人・同じマンションの人などにも親が挨拶をする姿を見せる事。勉強してほしいなら、親も何かを勉強する・子供といっしょに勉強する・本を読むなどの姿を見せる事。正直な人になってほしかったら、親もうそをつかない・約束を守る・ごまかしをしない事。子供が事故にあわないようにするためには、親も交通ルールを守るなどです。 

 

それから、子供を励ます時は、「‘がんばれ’の声かけよりも、‘がんばってるね’という相手の頑張りを認めて・ねぎらう言葉を使う方が好ましい」そうです。

 「これ以上がんばれないくらいがんばっている時に、‘がんばれ’と言われても、『これ以上どうすればいいの』と、言われた側が思うから。」だそうです。           

 

たしかにそうですよね。不治の病と毎日戦っている人に対して、‘かんばって’は酷ですし、うつ病の人への‘がんばって’は、治療上禁句と言われていますしね。 

 

我が家の思春期の娘も、よく「もーっ!がんばってるんだよ!!」って言いますからね。  

『えーっ。さっきまでずーとパソコンの前で、KAT-TUNの記事読んでたじゃないの。ふに落ちない』と、思っても、おおらかな気持ちで、子供を追い詰めない姿勢が大切なようです。



  育児カウンセラーの経験例 ・どもり(吃音きつおん)・チック・トゥレット症候群・心の豊かさ

お笑い力を身につけよう

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『日経kids+』2007年5月発行の中に、「社会生活に必要な総合力を鍛える・・・お笑い力養成講座」名越康文氏(精神科医)・山中伊知郎氏(浅井企画お笑いタレントセミナー運営)という記事があります。

 

 この記事によると、お笑い力とは「一緒にいる人から思わず笑顔がこぼれるような、温かい笑いを生む能力」のことで、「その場の空気を読む力でもある。場の空気を読む力があれば、悪い空気を察知できるし、それを良い空気に変えることで、人間関係を円滑にすることができる。」



 また、「温かい笑いとは、例えば、自分のかっこ悪い部分を人にさらけ出し、一緒に笑ってしまうこと。それができるということは、自分を客観的にとらえ、他人と共有するコミュニケーション能力が備わっている証拠。また、他人のダメなところに気づいても、一緒に笑ってしまうことができるのは、相手の不完全さを受け止める寛容性の表れ。お笑い力を身に付けることで、客観的な視点、寛容性、感情を人と分かち合う技術などが身に付くのだ。」



 「自分を客観的に見る力は、困難に立ち向かう力にもつながる。‘人間は勝手に思い込むことで自分を追いつめてしまう生き物。どんな窮地も客観的になるとたいしたことではないと気が付くことが多い。’都合の悪いことが起こった時に、自分が窮地にいると思い込むと、問題解決の糸口をますます探せなくなる。しかし、状況を冷静に把握できれば、多くの場合、打開策が見つかる。自分のかっこ悪い部分を笑い飛ばす訓練ができていれば、自分の窮地をも笑い飛ばし、冷静さを取り戻すことが可能になる。」



 「お笑い力を構成する力として特に重要なのは、観察力、客観的な視点、場の空気を読む力、イメージを表現する力、会話の流れをつかむ集中力、発想を転換する力、とっさの機転を利かすアドリブ力などである。」



<これらの力を養うためにできること→子供同士だけでなく大人とやることが大切>



観察力・・・親子でお互いをほめあう遊びをする

    「嫌いなにんじんを食べてえらい」「脚が長くてカッコイイ」など具体的なポイントを挙げてほめあう。一度に20~30個ほめあう。相手の行動、考え方(内面)までほめることができれば、より深い観察力を身につけられ、お笑い力がますます向上する。



発想力・・・①用途の決まっている物をまったく別の物に見立ててしまうゲームを行う

    「バナナを頭に載せて‘ちょんまげ’」「靴べらを舌の代わりにして‘アッカンベー’」など一発芸をする。子供の自由な発想を広げることが目的なので、どんなアイデアでも決してダメ出しをしないこと。

  ②無意味な会話を続ける

    「昨日魚屋さんで買ってきたアジが急に生き返って」「どこの海に逃がそうか」「ラッキー!アジの生け作りが食べられる」思いつくままにつなげる。オチまで考えなくて良い。尻切れトンボで良い。先入観を捨て、客観性を養う訓練にもなる。



表現力・・・ジェスチャーゲームをする

    親が手本を見せることで子供もレベルアップする。レベルが上がるほど観察力も必要になる。



集中力・・・アイコンタクト式連想ゲーム

    思いついた単語をしゃべりながら次の人をアイコンタクトで指名する。テンポ良く進めることが重要で、どんな言葉を使うかは重要ではない。場の空気を読む力の基礎となる。



場の空気を読む・・・ストーリーリレー

    「昔々あるところに算数で0点を取ってしまった小学生がいました」「その子は0点を隠すためにテストを郵便ポストに捨てました」などと、一文ごとに交代で物語を続けていく。親が話を面白く導いて笑いが起こると、子供もまねをして人を笑わせるような話を考えるようになる。周りの人の話を理解し、自分の発想と結びつける訓練となり、会話への集中力や場の空気を読む力が伸びる



自分を客観的に見る練習・・・失敗談自慢・失敗交換日記

    かっこ悪い自分を直視し、笑い飛ばす練習をする。日記にすると時間をかけて考えることができ、相手に面白く伝えるための工夫ができる。文章の表現力を鍛える。お互いのかっこ悪い部分をさらけ出すことで、親子のきずなも深まる。

 例えば、「テストで0点とっちゃった」親は、「先生はすごいな。どうして君の知らない問題ばかりをだせるんだろう」。「コケた」「急に地球にキスされた!」事実を別の角度からとらえ直す手本を見せる。



アドリブの練習・・・不意に上記のような遊びのお題を投げかける

    大人でも難しいので、子供の場合はちゅうちょなく自分なりの答えを言えるような自信を身につけることを目標とする。

 レストランで誰かがグラスを倒して気まずい状態の時でも、「あれ、地震?」とボケることができるようになる。



 <注意点>

・お笑い力を鍛えていることを子供にあまり意識させない。あくまでも親子の会話の延長として行う。

・つまらなくても子供の発言・意図を否定しない。「そんなことあるわけないだろう」と話を打ち切らない。「面白い」「なるほど!」と必ず受け止める。子供ならではの自由な発想を摘み取らないように気をつける。

・「こうしたほうが面白い」と親のセンスを押し付けない。子供の可能性をつぶしてしまう。もっと面白い方法を教えたいのであれば、親が自らのネタで手本を見せる。

・親が親父ギャグのようなウケない冗談を連発するのはよくない。

・過度なお笑いを強要しない。相手にストレスを与え、たとえ家族であっても関係が悪化する。調子に乗り過ぎないことが大切。

・人をさげすむだけの笑いは後味が悪い。笑わせようという意図が見えると場が白ける。

・親にお笑い力の自信がなければ、近所や親戚の面白い人を巻き込んでしまうのも一つの方法である。



<お笑い力が身に付くと・・・>

*話や授業を聞いてもらいやすい

*人間関係が円滑になる

*ポジションを変えられる

*人間の器が大きくなる

*窮地で力を発揮できる



この記事を読んで、自己中心的に生きる人というは、空気を読もうとしない・空気を読む必要を感じていない人なのかもしれないと思いました。自己中心的な人が増えているとしたら、この「お笑い力」に欠けている人が増えているのかもしれません。

 「お笑い力」は、本来は無意識のうちに家庭で人間性の一面として構築されて育つはずのもので、親がわざわざ意識的に教え込む必要はなかったものだと思います。しかし、コミュニケーションの機会の減少や親の精神的余裕のなさなどにより、親自身がこの「お笑い力」を欠如させたまま育児を行っている可能性があります。親が自分の感情をコントロールできずに子供に怒りをぶつけたり、子供を自分の思い通りにさせようと強制したりすることが多いと、子供の「お笑い力」を摘み取る結果になりかねません。

 「お笑い力」があると、窮地を乗り切る力が持てたり、高まった寛容性によって人間の器が大きくなりキレるということも少なくなりそうです。また、ばかばかしいことでも笑い合え、家庭が楽しく明るいものになりそうです。子供は両親と笑って過ごすことを楽しいと感じます。

お子さんと遊ぶ時のアイテムの一つに加えてみてはいかがでしょうか。



 我が家では、アイコンタクト連想ゲームは人気があります。‘テンポ良く’はなかなか難しいですが、時々面白い回答があって笑えます。夕べは息子が、「将来の夢」というお姉ちゃんのフリに想像もしていなかった「ハリウットスター」と答えたので笑ってしまいました。そして、寝る前に「ママが笑っているとボクも楽しいよ」と言っていました。(´▽`)

 



にいちゃん、ぼく反省しきれません。』柚木真理氏著 1998年ポプラ社発行の本があります。

 昭和の時代の2人の兄弟を中心とした家族のお話が描かれています。


 

些細なことは気にしない大らかな子育てがそこにあります。父親の「お笑い力」が垣間見れます。

‘しつけ・励まし’の仕方・「心の豊かさ」 上手な叱り方 NO2

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2007年10月30日追記

上手な叱り方・・福島脩美氏(東京学芸大学教授)を見つけました。

ほめる事が優先で、叱るのは必要最小限にとどめるのが上手な育児の仕方だと思いますが、叱ることが必要な時は上手に叱るテクニックを知っておくと、子どもの心をゆがめることなく素直なままに育てていけるのではないかと思います。

幼児http://www6.big.or.jp/~1happy/5pointyouji.htm

小学生http://www6.big.or.jp/~1happy/5pointsyogaku.htm



2007年09月12日追記

米倉けいこ氏(心理カウンセラー)敬愛ビジネス学院コラム・子育てを楽にする方法より



「人は、同じ出来事に直面しても、悲しむ人もいれば怒る人もいます。物事に対する感じ方や考え方、行動の仕方は自分で決めたパターンがあります。」



同じように育児をしていても、‘どうしてうまくいかないんだろう’と自分を責めて落ち込む人もいれば、‘全て思い通りに行く訳も無いのだからこの程度でもok’と思える人がいます。



米倉氏は、この感じ方や考え方・行動の仕方のパターンは、子供の頃の親や周りの人々の育児の仕方に影響を受けているとおっしゃいます。かつて、米倉氏も以下のような問題を抱えていたそうです。



問題

「子どもにイライラする」

「子育てが上手くいかないと逃げたくなる」

「気に食わないと、つい子どもを責めてしまう」



その時の感じ方や考え方・行動の仕方のパターン

「もし、ちゃんと出来ていなければ自分はダメだ。認められない。」



「私が子どもの頃、私の母は優秀だった兄ばかりほめていました。また、ピアノの先生からは、上手く弾けないと手をピシャリと叩かれたものです。私は、こうした経験から、ちゃんと出来ていない時に‘自分はダメだ。認められない’と落ち込むようになったのです。



子どもは、兄弟、友達など誰かと比べられることがとても辛いのです。出来たら認められて、出来ないと認められないのが、悲しいのです。腹が立つのです。ちゃんとしなくても、おりこうさんにしなくても認めて欲しいのです。



‘がんばっても、がんばらなくても、ちゃんとしても、しなくても、人の役に立たなくても、人に必要とされなくても私はダメじゃない’と考えられるようになったことで、・・落ち込むことが減りました。子どもに素直に謝ることが増えました。(まだ、謝れない時があります)‘自分でいいんだ’という自己肯定感が増してきました。それで、緊張することが減りました。自分に優しくなりました。子どもや夫に少し優しくなりました。



・・・ 母親がラクだと、子どもも父親もラクになりますね。

子どもは、親に認めて欲しいのです。可愛がってもらいたいのです。兄弟で比べられたくないのです。褒めてもらいたいのです。

お母さん、子どもを誰かと比べず、子どもがどんな状態でも‘あなたが大事。大好きよ。’と受け入れてあげてください。

そして、お母さんもいいお母さんでなくても、ちゃんと出来なくでも、一生懸命やっている自分を認めてあげてください。」



 今同じような問題を抱えている方は、御自分の考え方のパターンを変えた方が楽に生活していけるかもしれませんね・・。また、上記のような子どもへの接し方が、落ち込みやすい子どもにしてしまうかもしれないということも知っていると、予防できて、明るく前向きな子どもに育てることができそうですね。o(^-^)o



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